CASE

株式会社JERA様

2.海外赴任者研修
株式会社JERA様
概要
日本に国際競争力のあるエネルギー企業を創出することを目指して東京電力と中部電力によって設立された株式会社JERA様は、燃料上流・調達から発電、電力/ガスの卸販売に至る一連のバリューチェーンを持ち、国内火力発電の半分を占める発電能力と、世界最大級の燃料取扱量を誇るエネルギー会社です。
同社はグローバル展開を加速しており、海外赴任者のサポート体制づくりが喫緊の課題となっていました。そこで、当社の『CQI-IIIグローバルマインド診断&海外赴任者向け研修』を導入いただきました。研修に対する感想や今後の展望を伺いました。
Q
当社の海外赴任者向け研修をお選びいただいた理由をお聞かせください。
一番の理由が、最大限に効果を得られる研修だと感じたからです。具体的には、適性検査CQI-IIIをベースに、当社の課題や赴任者本人の課題に寄り添って、研修をカスタマイズしてくださる点に非常に納得感がありました。当社でこのような研修を実施するのは初めてだったのですが、感覚値ではなくデータに基づいて課題を可視化できた点が大きかったですね。適性検査を通して課題が定量化されたことで、参加者に対して自信を持って研修を提供することができました。ほかにも、御社の営業担当の方とお話をするなかで、こちらの要望に対してたくさんのアイデアを提案いただき、信頼を感じたことも導入の決め手となりました。
Q
当社の海外赴任者向け研修を実施された感想をお聞かせください。
導入してとても良かったと感じています。理由は大きく3つあり、1つ目が参加者の満足度が高かったこと。事後アンケートでも「赴任前の不安が払拭された」「研修で学んだことを現地でも活かしていきたい」といったポジティブなコメントが多く挙がっており、期待以上の成果が得られたと考えます。

2つ目が、御社のサポートに対する満足度の高さです。研修実施に当たり適性検査の受検、データ分析、海外赴任者の課題発見、研修プログラム企画と複数の工程が発生しますが、営業担当の方が、その進行や進捗を細かく管理してくれたりと、運営側の負担を減らすアプローチをしてくださったことがありがたかったですね。私も他の業務が立て込んでいたので、「次はこれを確認してください」と細かくフォローをいただけることが大変助かりました。

そして3つ目が、ブラッシュアップの仕組みです。2つ目のサポート体制にもつながりますが、初回の研修実施に対する感想や意見を御社にお伝えすると、即座に講師にも連携のうえ、次回の研修内容に適切に反映していただくことができました。まさに、一緒に“良いもの”を作りあげていく感覚がありました。
Q
グローバルマインド診断『CQI-III』の結果レポートに対する感想をお聞かせください。
人事という仕事柄、トライアルも含めてさまざまなサーベイを受けるのですが、そのなかでも『CQI-III』は納得度の高いテストだと感じました。自分が認識している強みや弱みとのギャップもなかったですし、受検者からも同様の感想が挙がりました。一部自己認識と乖離がある結果が出たメンバーもいましたが、研修の際に講師と話をするなかで「そういう一面もあるな」と気づかされたようです。自分が認識していなかった“新しい自分”といいますか、これまで気づいていなかった特性に気づけるという意味でも、とても良いツールなのではないかと思います。
Q
研修を担当した講師への評価をお聞かせください。
代表の稲垣様自ら講師を務めてくださったのですが参加者の満足度が高かったですね。具体的には、稲垣様ご自身が海外赴任を経験し、さまざまな壁を乗り越えてこられたため、会話の引き出しが豊富で、お話の内容にも説得力がありました。また、参加者の状況をふまえて、彼らに響くエピソードを臨機応変に選択してくださって。赴任者一人ひとり抱える悩みが異なりますので、各メンバーに合った適切なアドバイスをくださる点が、とてもありがたいなと感じました。さらに、インタラクティブな研修の進め方も印象的でした。一方通行の講義ではなく、各参加者に意見や感想を求めるなど、双方向のコミュニケーションを取りながら進めてくださったんです。参加者にもいい意味での緊張感が生まれ、前向きな姿勢で受講してくれたことが良かったですね。
Q
エイムソウルに対する評価をお聞かせください。
当社からのさまざまな要望や依頼に対して、とても真摯に、かつ柔軟に対応してくださる点がありがたいなと感じます。御社のメンバーみなさんに共通して感じるのが、「一人ひとりに寄り添ったソリューションを提供したい」という想いです。参加者のために何ができるかを、我々と同じ視点で考えてくださるのが心強いですね。また、カスタマイズの柔軟性という面でもレベルの高さを感じます。制約条件などもあるなかで、当社の状況をきちんと汲み取り、適切な提案をしてくれる。なおかつ、そこにロジックがあるんです。人事に求められる成果は「効果が表れること」だと考えますので、現状を定量化・分析し、分かりやすくレポーティングしていただけるのは御社ならではといえるのではないでしょうか。当社内では、適性検査CQI-IIIの結果レポートや研修の報告書などは、部署内の上層部や駐在員をサポートするチームはもちろんのこと、派遣先の各関係者にも連携しています。派遣先からも「予め個人の強み・弱みと今後のアクションプランが把握できるのでとてもありがたい」の声をもらっていますので、スムーズなオンボーディングに当たって非常に大切な情報の一つとなっているようです。
Q
海外赴任者の育成に関する今後の方針についてお聞かせください。
現在、海外赴任前に行うべきサポートがようやく整ってきた状況です。今回のような研修等を通じて、赴任者の生の声を吸い上げながら海外赴任前の課題を解消しつつ、これからは赴任中、そして赴任後を見据えた一貫性のあるサポート体制を構築する必要があると感じています。また、今後グローバルモビリティが進み、海外のグループ会社から日本法人へ赴任するメンバーが増えることも想定されるなかで、日本法人側の受け入れの仕組みも整えていかなければなりません。例えば、来日する外国人の方向けの研修や、受け入れ現場向けの研修などを通じて、皆が気持ちよく働けるような環境づくりに尽力していく予定です。当社では既にグローバル採用適性検査『CQI』やグローバル採用受け入れ力検査『CQI-II』なども導入させていただいていますが、今後はより多くの組織に拡大していく見込みです。同時に、私自身も当社で働く社員たちに「グローバルで働くことの楽しさ」を伝えつづけていきたいと考えています。

 

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