CASE

サッポロビール株式会社様

2.海外赴任者研修
サッポロビール株式会社様
概要
サッポロビール株式会社様は、ベトナム、カナダ、アメリカなどに子会社があり20名ほどの社員が赴任されています。毎年2~3名の社員が入れ替わるため、新規赴任者の強みや課題に合わせた赴任前研修をするためにも定量的な指針が必要であるとお考えになり、当社の『グローバルマインド診断CQI-III』、並びに診断結果の分析サービスをご利用いただきました。ご感想と今後の展開について伺いました。
Q
今回、CQI-III(グローバルマインド診断)並びに分析サービスを活用された理由についてお聞かせください。
サッポロビールでは、グローバル事業展開をさらに強化する成長戦略に取り組んでいます。そして、戦略実行のベースとなるグローバル人財育成として、英語力とグローバルマインド/スキルの強化を目指しています。英語力に関してはCEFR B2を目標とし、定期的なアセスメントを実施して、コミュニケーション能力の強化を図っています。一方で、グローバルマインド/スキルに関しても、アセスメントを実施し、各自の能力や適性を見極めた効果的な学習を進めていきたい、と考えていました。その時に、CQI-III並びに分析サービスのことを知り、我々のニーズに合致していると思い、導入させていただきました。
Q
CQI-III(グローバルマインド診断)並びに分析サービスを活用した感想をお教えください。
今回は、駐在員を含めた国際事業本部全員を対象に実施させていただきました。当社の診断結果はCQI-IIIを導入している企業各社様の平均値を上回っており、特にモチベーションの数値が高く、ストレス耐性も平均を大きく上回っているとのこと。質の高い母集団を形成されている、との評価を得ることができ、人財育成の一定の効果確認ができました。一方で、課題となる項目も具体的にいくつか発見できたので、今後のグローバル人財育成プログラムを効果的に進めていくためのヒントにもなったと感じています。
Q
海外赴任者の育成に関する今後の方針についてお聞かせください。
グローバル事業を推進していくためには、英語力だけでなく、グローバルマインド/スキルを備えた人財が必要だと、我々は認識しています。サッポロビールのグローバル展開では、駐在員だけでなく、日本からの出張ベースでの活動や、日本の本社から海外とのやり取りをするメンバーも重要な役割を担っています。このようなグローバル人財育成を効果的に進めていくために、これからも、CQI-IIIなどのアセスメントを有効に活用していきたいと考えています。

 

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