CASE

株式会社コスモスホテルマネジメント様

5.ダイバーシティ&インクルージョン チャレンジ企業
株式会社コスモスホテル
マネジメント様

多様性を受け入れ、認め合い、活かしていく取り組み(ダイバーシティ&インクルージョン(D&I))は、日本企業にとって重要な課題の一つです。本ページでは、このD&Iを積極的に推進している企業に登場いただき、その取り組みや効果についてお話いただきます。

Q

貴社のD&Iに対する取り組みについて教えてください。

当社はアパートメントホテル「MIMARU」を運営しており、会社設立当時から一貫して、性別、年齢、国籍を問わず多様な背景や価値観を持つ仲間を探すことを心がけています。現在は、25の国と地域からスタッフ を迎えており、ホテルで働くスタッフの95%が外国籍社員となっています。広い客室を備え、多人数でも中長期滞在しやすいホテルのため、世界中から訪れるご家族やグループを中心に多くの方にご利用いただいています。ゲスト一人ひとりに寄り添ったサービスを提供するには、多様な価値観や文化を理解するスタッフの存在は当社の大きな強みになると考えています。 社内では、社員同士の相互理解や信頼構築を目的とした「ダイバーシティー&インクルージョン研修」「チームビルディング研修」などを定期的に実施しています。また、企業理念・ビジョン・行動指針を明文化し、人事評価制度を刷新しました。それらの推進にあたっても様々な考え方を取り入れるために、多くの社員の声を吸い上げながら行っていくよう心掛けました。
Q

D&Iに取り組もうと考えた背景やきっかけについて教えてください。

当社設立の背景には、「これまで日本にない、新しい宿泊スタイルを提案したい」という思いがありました。そして生まれたのが、世界中から訪れる家族やグループが“みんなで泊まれる”中長期滞在型のアパートメントホテルです。2017年の会社設立当時、私たちはホテル業界未経験でしたので、慣習に囚われない自由な発想で様々なアイデアを反映させていきました。例えば、全ての客室を広くする、おもてなしよりフレンドリーな接客サービスを求める、などです。型にはまらない多様な考え方や価値観を生かすことこそが、当社のビジネスの原点であり大切にすべきDNAであると考えています。 実際、これまで滞在されたゲストの方々から最もご評価いただいている点は、世界各国から集まったスタッフたちによる接客サービスです。スタッフが多様な価値観を活かし自ら考え行動すること、またそれが交わること、そしてそれを会社が受け入れ環境を整えることが、ゲストの満足度向上に直結していくと考えています。
Q

D&Iに取り組んだことによる効果について教えてください。

多種多様なゲスト一人一人に寄り添った接客サービスが評価され、大手旅行プラットフォームの口コミと評価をもとにした日本のベストホテルランキングでは複数施設が上位に選出されています。現場のスタッフが日々ゲストと交流する中で見つけるニーズをサービスや宿泊プランに反映させたり、エリアの特長を生かしたキャンペーンを実施したりすることで、施設ごとの特色も明確になり、結果的に様々なお客様に喜んでいただけているのではないかと思います。 今後も、これまでの常識を覆す新たな価値の創造を継続し、経営理念「日本をもっと面白く」を体現し、日本の観光を盛り上げていきたいです。

(お話いただいた企業様)
株式会社コスモスホテルマネジメント(本社:東京都港区、社長:藤岡英樹)
コスモスホテルマネジメントは、約40㎡からの広い客室にキッチンやリビング・ダイニングスペースを備え、ご家族・グループでの中長期滞在ニーズに対応するアパートメントホテルミマル(APARTMENT HOTEL MIMARU)を運営しています。
世界中から訪れるゲストが家族や仲間とみんなで一緒に過ごし、旅先でもまるで自分の家にいるかのようにくつろいで過ごす。旅の中で、日常を少し豊かにするトキメキや発見の扉を開け、いままでの価値観が変わるような、新しい日本に出会う。MIMARUでは、“Unlock Your Japan”をタグラインに、世界の国々から集まった日本が大好きなスタッフたちが、みなさんの旅を一緒につくっていきます。

MIMARU公式HP:https://mimaruhotels.com/
採用サイト:https://www.cigr.co.jp/chm/recruit/

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